ニュースリリース
グローバルグラフィックス、Harlequin Host Renderer SDKの次バージョンと gDoc platform SDK をpage2012で事前公開
Global Graphics SA. (NYSE-Euronext 証券取引銘柄 GLOG) の子会社であるグローバルグラフィックス株式会社(東京都港区西新橋1-6-12 代表取締役 萩原佳之)は 本日、2月8日~2月10日まで東京東池袋のサンシャインシティコンベンションセンターTOKYOで開催されるpage2012で幾つかの革新的な新製品を事前公開すると発表しました。
- デジタルフロントエンド(DFE)もしくはデジタルプロダクション印刷機をドライブするRIPファームで使用されるHarlequin Host Renderer SDKの次期メジャーバージョンv.3.0
- プリプレスとライトデジタルプロダクションアプリケーション用のHarlequin Server RIP v.9.0
- ドキュメントワークフローの隙間を橋渡しするgDoc platform SDK
- モバイルデバイスからのさまざまな印刷ソリューション
Harlequin Host Renderer SDK v.3.0
デジタルプロダクション印刷とその他ホストベースシステム用のRIPソリューションHarlequin Host Renderer SDKの次期メジャーバージョンv.3.0です。SDKは高速・効率的であり、また高度に設定できるので、OEMは自社技術、さらにはスクリーニングやカラーマネジメントといったRIP既存機能をカスタマイズして実装することができます。v.3.0には以下の新機能が含まれる予定です。
- 同時ページ処理を含む大幅に改良されたマルチスレッド処理により、ワークステーションとサーバーグレードのマルチコアCPUは、最大負荷時においても、かつてない程切れ目なく可能な限り効率的に使用されます。
- 改良されたPDFリテインドラスタは、PDFで保存(ライブ透明を含む)されたより多くのタイプのバリアブルデータ印刷ジョブを高速化します。
- 64-bit対応により、各RIPインスタンスはより多くのRAMにアクセスできます。
- マルチビットスクリーニング(スレッショルドアレイを通してもしくはプログラム的に)に対応しました。
Harlequin Server RIP v.9.0
旧バージョンより幾分高速化されたHarlequin Server RIP v.9.0には、FOGRA認証(FograCert CPS)、PANTONE Plusライブラリのフルサポート、ライブ透明処理の高速化、そしてPDF/VT対応が含まれます。Windows Server 2008 R2 とMac OS X 10.7 Lionプラットフォームが新たにサポートされました。OEMやISVは、Harlequin Server RIPを単にRIPとして導入し、独自のユーザインターフェイスを用いてブランドを変更することも、またはトラッピング、カラーマネジメント、インポジション、スクリーニング、欧文フォントエミュレーションなどのIn-RIPオプションを使い、ターンキーソリューションに近いソリューションとして利用することも可能です。Harlequin Server RIPは、広範なPDF生成ツールと互換性があり、PDF、PostScript、XPSをネイティブに1つのRIPで対応できるので、統合が簡単です。
gDoc platform SDK
gDoc platform SDKを用いると、ソフトウエアベンダは、アプリケーションを電子ドキュメントへの使い慣れたインターフェイスを用いて即座に開発することが出来るようになります。これはユーザエクスペリエンスレイヤを、どんな特殊なターゲットデバイスまたは特定市場向けにも即座に構築でき、強力なユーザ適合性と認められる価値を生み出すので、スキャナそしてタブレット製造会社もしくはドキュメント管理会社にとって理想的なプラットフォームです。page2012では、gDoc platform上で作成されたアプリケーションが電子リングバインダとしてデモされます。gDoc platform SDKは、接続される複数の元データからの文書と資料の閲覧、外出中のドキュメント更新、保存、印刷、PDF形式に変換、PDF/A形式でアーカイブすることを可能にします。
モバイルデバイスからのさまざまな印刷ソリューション
グローバルグラフィックスは、モバイルデバイスから送信されるファイルを受け取り印刷する印刷機を導入することを計画しているメーカーに、OEMの希望する実装オプション形態に合わせ、さまざまなソリューションを提供できます。これらには印刷デバイス内に組み込む技術、クラウドソリューションもしくは印刷デバイスの外に接続される外部ボックスの中に組み込む変換技術などが含まれます。グローバルグラフィックスの技術は、マイクロソフトのOfficeファイル形式を含めさまざまなファイル形式を、如何なるモバイルデバイスからでも受けて印刷することを可能にします。
以上、