Global Graphics Software
デジタル印刷のための革新的なコアテクノロジ

ニュースリリース

東京 ケンブリッジ (英国)、2012/09/19

Global Graphics、大判印刷、特殊印刷、そしてアプリケーションソフトで広く使われ普及しているJaws® RIPカーネルインタプリタのVersion 3.0をリリース

ケンブリッジ、UK/東京 2012年9月19日:Global Graphicsが本日発表したJaws® RIPの最新版には、大判印刷、特殊印刷、そしてアプリケーションソフト用の多くの新機能が搭載されており、前バージョンに比べ平均して500%までのパフォーマンス向上を提供します。

Jaws RIPは、Wasatch、Onyx、Quark、Pitney Bowes、そしてキヤノンファインテック株式会社など業界をリードする企業で、ワイドフォーマットやグランドフォーマット、テキスタイル、陶磁器、シルクスクリーン印刷、高速ファイル変換、そしてPDF生成など多くのアプリケーションで広く使われております。5D社よりテクノロジを購入した2000年から12年間以上にわたり、5百万コピーを超えるJaws RIPが世界中のユーザーにライセンスされております。

新しいJaws 3.0は、64-bitメモリマネージメント、ダイナミックメモリマネージメント、そしてマルチスレッドアーキテクチャであり、前バージョンに比べ300%~500%高速化され、Jaws 3.0はかつてないほど高速になりました。それ以外に高速処理のために透明タイリングの改良とブレンディングの最適化、ICCカラーコレクションの強化とフォントハンドリングと互換性の改良が含まれております。

Onyx Graphics, Inc.の技術ディレクタであるKendal Madsen氏は、「Onyx Graphicsは大判印刷業界においてマーケットリーダーです。Onyx成功の秘訣は、PostScriptとPDFファイル処理にJaws RIPエンジンを採用したことにあります。当社の顧客は、Jaws RIPによってもたらされる品質、一貫性、そして信頼性を信頼するに至りました。私は長年にわたり、Jawsエンジンの各種アップデートが簡単に実装できたことに強く感銘を受けています。現在我々はJaws 3を実装しており、新しいマルチスレッド能力の利益が得られることに興奮しております。」と述べています。

Wasatch Computer Technology, LCCのMichael Ware氏は、「我々はJaws RIPコアを1993年から使用しております。我々は、Jaws RIPを使用することで高速となり、非常に機能的になることに気付きました。我々がGlobal GraphicsのJawsを約20年間使用しつづけた一つの理由は、そのJaws製品ラインの継続した改良とサービスへのコミットメントにあります。」と述べています。

Larry Spevak氏が社長を務めるColorBurst Systemsは、どんなインクジェットプリンタもドライブすることができるOverdrive RIPのベースとしてJaws RIPを使用しております。「当社のOverDrive 2製品は印刷出力の生成から、サムネールやプレビューの生成に至るレンダリング処理でJaws 3を使用しております。Jaws 3の利益はジョブ処理速度の著しい向上にあり、特にRIP内で回転するときに顕著になります。さらにInDesign や Illustratorから出力される複雑なファイルを扱うためにライブ透明に対するより優れたサポートがあります。」とコメントしました。

Jaws RIPはコンパクトかつ高速であり、そしてサードパーティのスクリーニングやカラーマネージメントを含めWindows、Mac、 Linuxにわたり自身で選択した広範な機能を実装できる柔軟性をOEMやアプリケーション開発者に提供できるオープンアーキテクチャを採用しております。

以上