完璧な印刷とデジタルコミュニケーションの基盤となるソフトウェア

Harlequin MultiRIP

概要

Harlequin RIP®は、さまざまなデバイスやワークフローにおける今日の印刷ジョブ処理において、他のRIPテクノロジの追随を許さない、卓越した性能を提供し続けています。

さらに、その傑出した柔軟性により、OEMやISVは、Harlequin RIPをRIPコアとして導入した後、独自のGUIに変更して商標を変更することも、In-RIPトラッピング、スクリーニング、プルーフィング、カラーマネジメント、インポジション、および、欧文フォントエミュレーションなどのさまざまなワークフローオプションの利益が得られるターンキーソリューションとして導入することもできます。

Harlequin MultiRIP 10は2013年8月に発表されましたが、Global Graphicsは今後もこのテクノロジの開発に大きな投資をしてまいります。

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Harlequin RIP には豊富な機能セットが取り揃えられているため、OEM やシステムインテグレータは多様なソリューションを構築することができます。

パフォーマンス

印刷部数は減少してきており、デジタルで印刷されるジョブの割合も増えてきた結果、プリプレスでも高速化に対する要求が高まってきています。Harlequin RIPは、製品の発表以来、高速処理の要求に適応することで高い評価を受けてきました。より高速なシステム構築に対する取り組みは、Harlequin MultiRIPにも引き継がれています。この取り組みこそが、商業印刷や新聞印刷システムだけでなく、その他印刷分野のリーディングベンダーからHarlequin RIPの技術が選ばれ続けてきた理由です。

互換性と仕様準拠性

Global Graphicsは、長年にわたり技術標準化への支援に積極的に取り組んできていますが、仕様への準拠性と実際の印刷ジョブの互換性の間には、ある程度のバランスが要求されることも理解しております。当社の RIPテクノロジは、業界標準(「機能」を参照)に準拠しつつ、現場で使用されるさまざまなPDF作成ツールとの互換性も確保しており、実用に即したアプローチを反映しています。

1 つの RIP で PostScript と PDF を処理

複数のファイル形式を処理できるRIPインターフェイスが簡単な統合を可能にし、カラーマネジメント、スクリーニング、インポジションなど統一した設定で、複数のファイル形式に適応できます。つまり、一つの設定で複数の入力形式に対応できるのです。このように、画一化されたRIPインターフェイスだから、トレーニングにかかるコストを削減しながら、出力の一貫性を確保することができます。Harlequin RIPは、1988年からPostScript®ファイルをネイティブで処理しており、PDF ファイルについては1997年以降、ネイティブで処理できるようになりました。さらに、2002年以降は、ライブPDF透明のレンダリングも可能になりました。また、Microsoftの印刷/文書形式であるXPSもネイティブで処理できます。(詳細については、「機能」を参照してください)

実用的な価格設定

1988 年に印刷システムを発表して以来、Global Graphics のHarlequin RIPは、性能、品質、および信頼性があるシステムを実用的な価格で提供していることでも、高い評価を受けています。Harlequin MultiRIP 10は2013年8月に発表されましたが、Global Graphicsは今後もこのテクノロジの開発に大きな投資をしてまいります。

透明の分割・統合は不要

Harlequin RIP は、1988年かPostScript® ファイルをネイティブで処理しており、PDFファイルについては1997年以降、ネイティブで処理できるようになりました。さらに、2002年以降は、ライブPDF透明のレンダリングも可能になりました。また、Microsoftの印刷/文書形式であるXPSもネイティブで処理できます。(詳細については、「機能」を参照してください)。

顧客への柔軟なライセンシング

ここ数年来の市場状況は、印刷会社への圧力がますます高くなり、多くの企業では新しい機器の導入コストを長期分散したいと考えるようになりました。Harlequin MultiRIP 10では、総合的なソリューションの一環として、RIP のリースや、購入代金の分割払いプランをサポートするテクノロジを提供しています。

1 つの RIP で多数のデバイスを操作

異なるプリプレスや印刷機器を一つのRIPで操作できれば、これ以上簡単なことはありません。これにより、共通の運用環境で作業できるというメリットが生まれ、ハイブリッドワークフローを含め、製版、CtP、プルーフィングデバイス、デジタルプレス、およびインクジェットプリンタ全般で一貫した出力が得られるようになります。

In-RIP ワークフロー

Harlequin RIPには豊富な機能セットが取り揃えられているため、OEMやシステムインテグレータは、特殊な用途にもきめ細かく対応できる多様なソリューションを構築することができます。トラッピング、スクリーニング、カラーマネジメント、プルーフィング、インポジション、欧文フォントエミュレーションなど多くの処理が、RIP内で対応できます。

新機能

Harlequin Parallel Pages™

解釈とレンダリングの並行処理

Harlequin Parallel Pagesにより、特定ページのレンダリングを行っている間に次ページの処理を実行できます。このようにマルチスレッドサポートが大きく拡張されたことで、ワークステーションやサーバーなどのマルチコアCPUを最大限利用することが可能になります。

Harlequin RIPはさまざまな形態の並行処理を長年にわたりサポートしてきましたが、Harlequin MultiRIP 10では、Harlequin Parallel Pagesの追加によりマルチスレッド処理がさらに進化しました。

複数のスレッドがまだ前ページの透明合成やレンダリング処理をしている最中に、一つのCPUコア上の一つのスレッドが次ペ ージの解釈を実行できます。これにより大きなパフォーマンス向上が得られます:

  • ライトプロダクションと中速度のデバイスでより高速なページ処理を実現します。
  • 従来の印刷環境では、RIPの高速化により、RIP処理時間を短縮でき、高価な素材に印刷する前のレビューサイクルを短縮できます。

カラーマネジメントの拡張

SetGold

SetGoldユーティリティがアップグレードし、機能拡張しました:
  • 最新のエックスライト社のi1Pro 2分光測色計に対応
  • 64ビットプラットフォーム上でエックスライト社のデバイスを利用可能
  • ペーパーホワイトが最高輝度のパッチではない(例えば、あるデバイスでは黄色いパッチが最高輝度となる)状況でも最適な測色結果を提供

Push Calibration手続きセット

Harlequin Server RIP 9で追加されたPush Calibration手続きセットが大幅に拡張されました:
  • 測定値をもとに補正値を自動計算
  • 既存のキャリブレーションセットのアップデート
  • Status-T、DIN等を含むさまざまな測定システムからの測定データの使用

PANTONE Plus の拡張

64 ビット版

Harlequin MultiRIP 10では64ビット版が提供されるようになりました。これにより広範なRAM領域にアクセスすることが可能となり、より複雑なジョブや高い解像度のレンダリングがより高速に行えるようになりました。

Harlequin VariData™

Harlequin VariDataを使用すると、PDF/VTファイルだけでなく、バリアブルデータを含むPDFファイル全般の処理が高速化されます。

Harlequin VariDataは、パーソナライズされた印刷ジョブ、ダイレクトメールジョブ、およびトランスプロモジョブ内のバリアブルデータと固定背景を知的に識別します。バリアブルデータ印刷ジョブでは、以下のような複雑な構造が一般的になってきています:

  • バリアブルテキストの長さに応じてイメージ位置が変わるようなページレイアウト
  • 顧客住所、購買傾向などに基づいて選択される共有イメージ置き換えの増加
  • ライブPDF透明
  • IDカードの写真のように、印刷ジョブの1ページだけで使用されるイメージ
  • 財務で用いられる円グラフ、QRコードなどのバリアブルベクタグラフィックス

Harlequin VariDataは、これら高度な機能を利用するすべてのジョブに対応することで、ジョブ処理を大幅に高速化します。

Harlequin VariDataは、外部モード(ベンダーが提供する技術を用いてRIP後にラスタが管理、統合される)、および内部モード(RIP内ですべてのラスタのキャッシングと結合を行うことにより、デ ジタル印刷機ベンダがVDP最適化を容易に導入できる)をサポートしています。

特徴

入力ファイル形式

  • PDF 1.0, 1.1, 1.2, 1.3, 1.4, 1.5, 1.6, 1.7, ISO 32000-1
  • PDF/X-1a:2001とPDF/X-3:2002, PDF/X-1a:2003とPDF/X-3:2003
  • PDF/X-4:2008, PDF/X-4p:2008, PDF/X-4:2010, PDF/X-4p:2010
  • PDF/X-5g:2008, PDF/X-5pg:2008, PDF/X-5g:2010, PDF/X-5pg:2010
  • PDF/VT-1, PDF/VT-2
  • PostScript®レベル1、2、および3、EPS、DCS(1および2)
  • XPS 1.0
  • JPEG, TIFF™
  • OEMはPDF/VT互換のDFEを構築できます。

入力データソース

ジョブおよび制御ファイルをホットフォルダ、ソケット、Windows印刷サブシステムなどから受信可能。

Global GraphicsのOEMパートナー各社による、配信プロトコルやハードウェア用の追加プラグイン作成を可能にする入力プラグインAPI

カラーマネジメント

  • Harlequin ColorPro™カラーマネジメントモジュール(CMM)
  • RGB、CMYK、N カラー、Gray、デバイスリンクICC バージョン2および4プロファイルをサポート
  • プレス/プルーフシミュレーション
  • CMM APIによりOEM独自のIPと代替が可能
  • SetGold™ユーティリティ: エックスライト社のi1Pro 2のサポートを含む、プロファイリング前のグレーバランスとインク制限
  • FograCert認定Contract Proofing System(Epson Stylus Pro 7890で使用した場合およびアプリケーションデータシートによる)

トラッピング

  • Harlequin TrapPro™(オプション)
  • トラップゾーンのサポート

フォントサポート

  • PostScript Type 0, Type1, Type2 (CFF), Type 3, Type 4, Type32, Type 42 (TrueType)
  • TrueType, TrueType collections (.ttc)およびOpenType
  • CIDフォント(TrueTypeベースの「New CID」を含む)
  • Demand Loadableフォント(DLD1)
  • 拡張CJKサポート

その他のフォント機能

  • ユーザー定義によるフォントの代替
  • 欧文フォントエミュレーション: 特許出願中、2007年GATF Intertech賞受賞
  • 使用可能なフォントがない場合、ジョブの自動キャンセル新しいフォントエンジンの追加を可能にするフォントレンダリングAPI

欧文フォント

基本35コアフォント(オプション)

バリアブルデータ印刷の最適化

再利用を目的として共通グラフィック要素をキャッシュするHarlequin VariData高速化への容易なアクセスを可能にする内部モード

指定領域を自動的にマスキングする機能を含む、RIP後にラスタを再合成するテクノロジを活用し、最適化の向上を図る外部モード

キャリブレーション

  • キャリブレーション、ドットゲイン、トーンカーブの調整対象となるプレス、および、実際のプレスのカーブ
  • Genlin™ユーティリティ: キャリブレーション値を自動的にインポート
  • カラープリンタとプレートセッターを含むサードパーティのプリプレス機器からのキャリブレーションカーブの追加/置換を可能にするAPI

スクリーニング

さまざまなデバイス向けに調整されたAM/FM スクリーニング
  • Harlequin Precision Screening™(HPS)
  • Harlequin Dispersed Screening™(HDS)。特許取得済みのFM/ストキャスティックスクリーニング。デジタル印刷、プルーフィング、および従来の各種印刷テクノロジで、多様なタイプが使用可能(オプション)
  • Harlequin Cross-Modulated Screening(HXM)(オプション)
  • キャッシュされても安全な暗号化スクリーンキャッシュをサポート
  • プログラムによる誤差拡散スクリーンなどのOEM所有IPの追加を可能にするスクリーニングAPI。Hamillroad SoftwareのAuraiaなど、サードパーティスクリーニングも使用可能

Output devices

ProofReadyプラグインは、デバイスへの接続性と必要となるスクリーニングとカラープロファイルを兼ね備えています。

Epson Stylus Proで利用可能なオプションのプルーフィングプラグイン:4900、7890、7900、9890、9900

OKI Data c9650プラグイン(オプション)

プラグインを使用して以下の形式で出力が可能:

  • 1ビットまたはコントーン出力の分版、コンポジットカラーをサポートするTIFF
  • インクキーのプリセット用CIP3(オプション)
  • RIP の出力結果確認のためにラスターデータをラップしたPDF
  • TIFF/IT-P1(オプション)

Global GraphicsのOEMパートナーが、様々な出力デバイスやファイル形式用のプラグインを作成できる出力プラグインAPI

出力形式

多種多様なカラースペースやインターリービングスタイルで、コントーンあるいはスクリーニングでラスタ化されたデータ。

Mono、RGB、CMYK、スポット、HiFi(例:CMYKOV、CMYKOGV)、フォトインク(例:CcMmYKk)を含む。

Global GraphicsのOEMパートナーが、様々な出力形式用のプラグインを作成できる出力プラグインAPI

セキュリティ

ドングルまたはソフトウェアプロテクションから選択

永久または時限ライセンス

メリット

  • OEMそしてISVは、Harlequin RIPを単にRIPとして展開し、自身のGUIで商標変更し、もしくはターンキーソリューションに近いソリューションとして展開できます。
  • 他のRIPテクノロジの追従を許さない卓越した性能
  • 業界標準との互換性と広範なPDF生成ツールとの互換性
  • PDF/VT準拠
  • 電光石火のごとくバリアブルデータを処理
  • 高い評価を受けているテクノロジに実用的な価格で対応
  • 簡単実装:一つのRIPでPostScriptとPDFの両方に対応。カラーマネジメント、スクリーニング、 トラッピング、インポジションに統一した設定で対応
  • 拡張ワークフローオプション
  • 貴社顧客への柔軟なライセンスオプションに対応
  • 業界の長所:堅牢で高い信頼性
  • 一つのエンジンで複数形式を処理
  • Harlequin RIPは、PostScriptをネイティブに1988年から、そしてPDFを1997年からネイティブに処理し、ライブPDF透明には2002年から対応しています。 またMicrosftの印刷とドキュメント形式であるXPSにもネイティブに対応しています。

長年に渡り、互換性と使用準拠性において高い評価を受けてきたHarlequin RIPは、数多くの賞を受賞してきました。

システム要件

Windows

XP, 7, 8, Server 2008 R2, Server 2012

CPU

プロセッサ: Intel Pentium 4以降、AMD Athlon 64以降

Harlequin Parallel Pagesによるマルチコアサポート

32ビットおよび64ビット

RAM

1GB(32ビットOS)または2GB RAM(64ビットOS)

  • Harlequin VariDataの使用にはRAMの追加が必要
  • 処理速度は通常、RAMの容量が多いほど速くなる

ストレージ

4GBの空き容量(最低)

ポート

ドングルによるセキュリティの場合はUSBポート

CD-ROM

Harlequin RIPのインストールに使用するCD-ROMドライブ

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データシート

ホワイトペーパー

お客様との連携

すべての顧客製品をユニークに

Global Graphicsは単なるRIPサプライヤではありません。お客様の目標を達成するためには、密接な開発パートナーシップが欠かせません。当社はプランニング前の早い段階からお客様と連携し、お客様環境でのパフォーマンスの最適化を目指します。 お客様からのサポートが当社にとって重要となるため、当社のサポートチームをお客様のチームと密接に統合し、特定のユースケースに合わせてRIPを微調整します。

柔軟でオープンなビジネスモデル

当社はお客様と連携してお客様のビジネス目標の達成を支援します。お客様の要件を満たす柔軟性には自信があります。 デバイスごとの価格設定など、価格モデルについて柔軟に話し合い、必要に応じてRIPの数を増やしたり、お客様ごとにRIPの数を変更したりすることができます。